- 湖山医療福祉グループの各施設はお客様に対する集団的な処遇を一切廃止し、限りなくお一人おひとりに寄り添い、お年寄りが生きる希望を持ち続け、笑顔の中で生き生きと暮らせるようなケアを目指します。
そのために、各施設が自己と委員代表による施設評価により、改善を積み重ね、全施設が足並みを揃えてこやまケアの確立に向かって努力をします。
その活動をこやまケア研究会と名付けます。
- こやまケアという言葉にある”こやま”はグループ名にある「湖山」をとったものではなく、「職員行動指針」の4番目に示された「こまやかな気配り・やさしい笑顔・まごころをこめたおつき合い」から引用したものです。
それゆえ、最も重視しているのが、お年寄りが生きる希望や喜びを持ち続け、笑顔の中で生き生きと暮らせるような”個別ケア”を実践することです。
職員同士が切磋琢磨し、互いに学びあう場に
人材育成(法人内研修)
日常的に繰り広げられるケアの中身については、個々の経験知で終わらせてしまっていては、地域から評価されるサービス事業者にはなれません。継続的に実践・評価し、その積み重ねを理論的に検証していくことが、より質の高い医療・福祉サービスを提供するうえで重要になるわけです。
つまり、職員相互が切磋琢磨し、互いに学びあう機会が求められるわけです。
そこで、湖山医療福祉グループでは毎年1回、「こやまケア全国研究発表大会」を開催し、そのあと押しをしています。
こやまケア全国研究発表大会では、まず法人やブロック単位での発表を行い、そこで選出された職員たちが、研究成果を披露します。発表内容は、「チームケア」「認知症ケア」「看取りケア」「人材育成」「業務改善」「リスクマネジメント」「開かれた施設づくり」など個別のテーマに分かれますが、毎年、基調講演などの講師としてお迎えした方々からは、その内容の濃さ、創意工夫に近い評価をいただいています。
- お客様と共同作業で行う作品制作